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5G

5Gって何?何ががすごいの?何ができるの?の疑問を5分で解決

昨今よく聞くようになった5G(第5世代移動通信システム)について、「何がすごいの?」、「何ができるの?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか?

そんな5G(第5世代移動通信システム)について、わかりやすく解説してみたいと思います。

5Gって何?

5Gの意味

5Gは「第5世代移動通信システム」のことです。第5世代なので【5th Generation】。それを略して5Gと呼ばれています。

携帯電話のネットワークは3Gや4Gなど、通信規格の世代によって○Gで呼ばれることが多いのです。

世代と言われてもピンと来ない人も多いと思います。

ドコモの「FOMA」や「Xi」、auの「cdmaONE」や「au 4G LTE」、ソフトバンクの「SoftBank 4G」や「Softbank 4G LTE」など、各携帯電話キャリアのサービス名称を聞くと「あ、聞き覚えがある」と思いませんか?

各携帯電話キャリアはそれぞれ独自のサービス名称をつけて認知を広げようとしています。

「5G」についても同様に各携帯電話キャリアのサービス名称があります。

各携帯電話キャリアのサービス名称

NTTdocomo(ドコモ): 【docomo 5G】

au(エーユー): 【au 5G】

Softbank(ソフトバンク):【Softbank 5G】

今回については、各携帯電話キャリアともに「ブランド名+5G」と共通しているのでわかりやすいですね。笑

5Gは何がすごいの?

大きく3つの特徴があると言われています。

①超高速、②超低遅延、③多数同時接続の3つです。誰にでもわかりやすく解説します。

①超高速

とにかく速いということです。

いろいろなサービスと理論値(想定される最大の速度)で比較してみます。

通信規格理論速度(下り)
ISDN0.128Mbps
ADSL40Mbps
1000Mbps(1Gbps)
Wi-Fi※IEEE802.11ac(11ac)での理論速度690Mbps
3G42Mbps
4G1700Mbps(1.7Gbps)
5G100000Mbps〜100000Mbps(10Gbps〜100Gbps)

これだけみてもわかるように、5Gの速度は今までのサービスと桁が違います。

あくまでも将来的に実現するであろう速度で比較をしていますが、今までの通信サービスのなかでも群を抜いて速いというのは覚えておいてください。

②低遅延

【低遅延】というのは、ようするに「タイムラグ」のことです。

簡単にいうと、スマホで別のサイトを表示しようとしてクリックするとサイトが切り替わるまでに若干の「タイムラグ(時差)」が発生すると思います。

この「タイムラグ(時差)がものすごく少ないのが【低遅延】ということです。

具体的に数字でお話すると、現行主流のサービス4G(LTE)の1ミリ秒の遅延が発生していますが、5Gは遅延が0.1ミリ秒になると言われています。

LTEの約10分の1。この凄さはわかりにくいですが、いろいろなサービスに5Gを活用する上でこの【低遅延】というのがものすごく重要です。

③多数同時接続

これは、1つの携帯電話の基地局に対して、接続できるデバイスの数が多いということです。

1平方kmあたりの同時接続可能数は、現行の4G(LTE)が約10万台に対して、5Gは約100万台の同時接続を可能とすると言われています。

一つの基地局に同時に接続できるデバイスが多いということは、あらゆる製品がネットワークに接続できるということでもあります。

今後家庭で普段使っているあらゆる製品がどんどんネットワークにつながっていくものと推測できますね。

いつから開始されるの?

実は、もうすでに5Gサービスは開始されているんです。

各携帯電キャリアのサービス開始日は以下になります。楽天は現時点(2020年5月)ではまだサービス開始前です。

NTTdocomo(ドコモ)

2020年3月25日(水)

au(エーユー)

2020年3月26日(木)

Softbank(ソフトバンク)

2020年3月27日(金)

楽天モバイル

2020年6月頃

 

正直なところ、どの携帯電キャリアもサービスを利用できるエリアが限定的であり、今後各社がエリアを広げていき、本格的に5Gがスタートするのは2〜3年後になるものと思われます。

5Gは何ができるの?

5Gが広まっていくことで、世の中がより便利に暮らしやすくなると言われています。

あらゆるものがネットワークに繋がることでどんな未来になるのか、一部ではありますが解説します。

スポーツやエンタメで新しい体験

VR

プロ野球やサッカーの観戦もどこにいても、臨場感のある視点でみることも可能に。

例えば選手にカメラがついていれば、お気に入りの選手目線の映像がリアルタイムにみることだってできます。

遠隔医療のさらなる発展

remotedocter

たとえ医者がその場にいなくても、リモートで手術するなどが【超高速】【低遅延】が可能にするかもしれません。

医者が自分の手と同じような感覚でリモートの機械を操作できるようになれば、地球上どこにいても離れている人の手術も可能になります。

自動運転

autodrive

法改正などいろいろなハードルがあると思いますが、自動運転技術にも5Gは必須と言われています。

5Gのエリアが日本中に広まれば、常時接続が必須の自動運転は実現に向けての取り組みがさらに本格的になるでしょう。

自動運転が普通の世の中になれば、交通事故がなくなるかもしれません。

まとめ

2020年は5G元年となっていますが、実際に5Gを活用したサービスが世の中にでてくるのは通信エリアが広がってくる2~3年後になるでしょう。

5Gはあらゆる産業を再定義するとも言われています。

何ができるのか?というところで解説したものは5Gでできるようになることのほんの一例にすぎません。

とにかく5Gについて覚えておくことを簡単に。

  • とにかく速くて低遅延ですごい
  • あらゆる産業が5Gで変わる可能性がある
  • 実際は2〜3年後が本格スタート

5Gが広がる世の中を想像しながら生活していくと、それが新たなビジネスに繋がる、なんてこともあるかもですね。

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